アスファルト

あいかわらず、芥川龍之介を探っているのだが、あんまり時間はなく、青空文庫をちらちらと読んだりする。iphoneと青空文庫で、全集を持ち歩き、電車で読めるという環境は、ありがたい。ただし、眠くてその気がなかなか起きないのが問題。ところで、なぜか本…

最近、名文に対して敏感になっている。敏感という表現が適切かどうか、微妙に違和感があるのだけれど、ブログなどであふれる、変にくだけた、なれなれしい言葉遣いばかり読んでいると、いわゆる昔ながらの文章を書いているような人に出会うと、はっとして、…

彼は雨に濡れたまま、アスファルトの上を踏んで行った。雨はかなり烈しかった。彼は水沫の満ちた中にゴム引の外套の匂を感じた。すると目の前の架空線が一本、紫いろの火花を発していた。彼は妙に感動した。彼の上着のポケットは彼らの同人雑誌へ発表する彼…

とうとう締切りには間に合わず。でもなんとか仕上げるために、近松門左衛門へたどり着く。遠いなあ。

いろいろと意見をもらう。そうですか。詩はだめかなあ、まあ、もうすこしで完成だ。とりあえず、頑張ってみよう。

なんとか、こぎ着ける。勝手に、ビールとトマト水煮缶とツナのスパゲッティで祝杯をあげる。 が、完成まではまだまだ。そんな感じで、日記は再開できそうです。

フロイトのタナトスを調べたりする。下の本を買おうとおもって忘れてしまった。人はなぜ戦争をするのか エロスとタナトス (光文社古典新訳文庫)作者: フロイト,中山元出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/02/07メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 85回この…

フロイトの無意識によって理性は、自己の支配者ではなくなった。そして、ウィトゲンシュタインの私的言語批判によって、私の個人的な感情というものも、個人のものではなくなった。というようなことになるはず。で、まだ進まず。

で、BGMをこんどは、Nine Inch Nails の the Fragile にしたら、なんとか1セクション書き終えることができた。2800字、原稿用紙10枚ぐらいか。はあ、つらい。ザ・フラジャイルアーティスト: ナイン・インチ・ネイルズ出版社/メーカー: ユニバーサル …

書きあぐねていたが、 BGMをPeter Gabriel のPassionにしたら、 なんとか進んだ。Passionアーティスト: Peter Gabriel出版社/メーカー: Geffen Records発売日: 2002/05/07メディア: CDこの商品を含むブログ (3件) を見るこのサントラがまたいいんだ。何度聴…

「斜陽」がこんなに面白いとは。あと、「出生の秘密」でパースなど。

あいかわらず、進んでいないのだが、一言だけ、太宰治の「斜陽」を読んだ、と書いて、ハマる。 青空文庫から、「斜陽」をダウンロードし、読みはじめる。高校生のころに読んだが、なにがおもしろいのかさっぱりわからなかった。 ただ、今読むと、まず文章が…

というわけで、全く進まず。

ビートルズを聞いたり、歌詞を読んだり、それ関連を探る。

最初から読み直す。そして、一行書いて、さあこれからっていうところで、十二時。シンデレラじゃないんだから(昼だけど)、といいつつ今日は終了。うーむ。2月までに終わるか?

そんなわけで、新しい人が登場したりして、混乱しつつ、ちょっとだけ進む。

思わぬ方向へ、2000字ほどすすんだのか、停滞したのか。

進まず。漱石&キェシロフスキをさぐる。

夏目漱石をずっと。

下の本を読んだり、ずっと夏目漱石にさぐりを入れる。

あいかわらず、三浦雅士「漱石」岩波新書を読む。内容は濃いのだが、ですます調とである調が混ざっていていちいち引っかかる。わざとやっているなら失敗ですね。でも、この本、面白さは保証できます。「我が輩は猫である」のテーマは自殺、とかね。

おとといから、「漱石母に愛されなかった子」を読んで、いろいろ考える。

相変わらず。子どもは入院していることにする。

3行ほど書き、8行ほど削る。後退してるじゃん。

出生の秘密を読み直す。書きはじめた頃はこれを読んでいて、いろいろ考えていたことを思い出す。出生の秘密作者: 三浦雅士出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/08/11メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (25件) を見るこの本で取り上げられ…

あいかわらず、「デス・スタディ」など読みつつ考える。デス・スタディ―死別の悲しみとともに生きるとき作者: 若林一美出版社/メーカー: 日本看護協会出版会発売日: 1989/04/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見るこ…

出産場面を考えたり、こどもと遊ぶ場面を考えたり。

途中ということもあり、前回ほどの反応はなかったような気がするが、貴重な意見をもらう。でも「弱々しくて、狂っている」ところがいいって、それはどうなんでしょうか? ネットで、陣痛について調べてみる。まあ、ネタがネタだけに、明るくおもしろおかしい…

藤原和博らの対談をちらっと読む。笑える子ども。 (エンジン01選書)作者: 陰山英男,川勝平太,小山泰生,藤原和博,米澤明憲出版社/メーカー: ぴあ発売日: 2008/11/15メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見る あとがきで、自殺をやめ…

いろいろ紆余曲折したけれど、一番最初の案に戻ることにする。