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今日は、小学校が半日だったので、12時すぎに帰宅。私も休みだったので、そうめんを食べたあと、子どもたちがプールに行きたいというので、みーとさとでプールにいった。中学生のちーは、半日ではなく、学校でプールなので、まあいいでしょうということで。まさか、自分が子どもに水泳を教えるとは思いもしなかったが、ちょっと指導して、2時間ぐらいでめきめきと上達が目に見えるのが小学生のすごさだよなあと思う。ま、といっても、そんなに泳げません。息継ぎがやっとできるようになったとかそういうレベルですが。
帰ってきてから、赤毛のアンを観る。アンたちも受験に突入している。気がつかないうちに、もう3年も経ったらしい。ほとんど現実と同じで眩暈がする。しかし、アヴォンリーに来たときのアンと、14歳ぐらいのアンでは、スタイルも顔つきもちょっと成長していることに驚く。しかし、これは子どもを持つ親御さんには、特に、小学高学年から中学の娘を持つ方には、オススメです。なぜかというと、アンは、家のお手伝いもするし、挨拶もするし、素直だし、勉強も意欲的にしているからです。とかいいつつ、そういう下心でみせては逆効果かもしれんが。
さて、寝る前に本を読んだ。絵本を2冊読んだあと、じゃあおしまいということで、私が今日買った「不滅」を読んでいたら、さとが、黙っていないで、声に出して読んでくれという。さすがにこれはイマイチ声に出す気になれないので、もう一冊「ツァラトゥストラ」を読みはじめた。
いやあ、さっぱりわからない。ので、さとはだんだん飽きてきた。みーはもういいやめてという。ところが、ちーはなんか面白いという。もちろんわからないことには変わりはないが、妙に面白いところがあるという。
ちー「なんで、そんな本読んでるの?」
私「だって、これ、世界的に有名で、大学とかで教えてるんだよ」
ちー「(「はあ、なんで?」という表情)」
たしかに、光文社古典新訳文庫版は、子どもにもある程度りかいできる、わかりやすい日本語ではあるが、そうすると、高尚な大人の本という印象はなく、なんかよくわかららない変な本にしか思えない。
ちーが再び
ちー「ほんとにそれ、大学とかで教えてるの?」
私「そうだよ」
ちー「(納得いかない表情)」
ま、そんな感じです。実際には、前口上という序盤を過ぎると、演説という形で、短い断章が続くので、まあ話が続いているわけではないので、ほんとはこれからなんですが、読通せるかどうか微妙な感じ。
ただ、言いたいことは何となくわかるし、特に比喩が独特で、そのあたりは楽しいんですけどね。
途中で、子どもたちは寝てしまいました。
ちなみに、全くの偶然ですが「不滅」の冒頭はプールだったりします。驚いた。ニーチェの永劫回帰は、クンデラの小説ととても深い関係があり、それを知ろうと思っているのです。
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