さて、子どもたちも大きくなり、さらに手がかからなくなってきている昨今です。

先日、図書館に連れて行ったら、1時間半も、3人とも、バラバラに一人で本を読んでいました。面倒がなくて、とても楽だった。ちょっと前なら「読んで読んで」とせがまれたが、字が読めないはずのさとも、夢中で一人で絵本を眺めている。
そういうことなんで、私も本を読んだ。

世界文学を読みほどく (新潮選書)

世界文学を読みほどく (新潮選書)

世界の名作といわれるものを読んでいく講義録。順当な作家の順当な作品が並んでいます。しかし、どれひとつ私は読んでないですが。

2章分ぐらいよんで、買って読もうとおもったので、借りませんでした。倹約家のちーに、なんで借りないのー?と訊かれた。

所有しておきたい本っていうのものがあって、それは買う、所有したいとはおもわない本っていうのは、借りて読むほどの気が起きないから。むしろ、金を払っても読みたいという本を読むということで、時間を節約している、つまり欲しいから金を払うのではなく、金を払う気になるかどうかを読書の基準にしているんだ、というようなややこしいことはいわず、ごまかす。ちーは3冊借り、みーは2冊、さとは1冊借りていた。

その夜読んでおもろかったのは、これ。

よだれダラダラ・ベイビー

よだれダラダラ・ベイビー

こどもは素直にげらげら笑うし、おとなは弟が生まれて、お兄ちゃんになることの、うれしさ、さびしさ、弟に対するやさしさと嫉妬の絶妙な表現に心が動く。

あと、私も含め家族全員にこれを送る。

マイブック―2010年の記録 (新潮文庫 ん 70-12)

マイブック―2010年の記録 (新潮文庫 ん 70-12)

日記を書こう、ということ。
しかし、字の書けないさとが一番喜んで、絵を描いたりしています。