喪中なので「あけましておめでとうございます」とはいってはならないそうです。でも、年が明けたら、おめでとう、というものなんだからいいじゃないの、とおもうんだけど。だいたい、私は年が明けたら、なぜ目出度いのかよくわからないのだけど、おめでとうといっておりましたが。

 30日は、仕事から12時半に帰ると、そのまま仮眠をとって、5時に起き、子供たちを起こしたりする。案の定、遅れ気味なのにタクシー会社に電話がつながらず、歩いて駅へ。なにも考えず電車にのろうとするかお先生を、もう電車じゃまにあわないから、と駅でまつタクシーにのって、新幹線の駅へ。あと10分はやければ、こんな出費にならずにすんだのに、と思いながらも、ぎりぎりなので、新幹線に飛び乗る。トイレに行く時間もなく、漏れそうになっているのを我慢して、電車のトイレに駆け込む私。
 そのまま、パンを食べたり、寝たり、車内を散歩したり、なんだかんだと2時間半。みーだけはおじいちゃんに、手紙を書いておりました。「あけましておめでとう。おとしだまありがとう。よいおとしを」折り紙でおった花付きの手紙。その文面のすばらしさに、おじいさんは喜んでいました(ちょっと苦めで)。(ちなみにお年玉はその後もらっておりました)
 それから、姉夫婦がきたり、甥っ子たちがきたり、飯を食ったり、焼き鳥をくったり、テレビでレコード大賞を見たりして、寝る。

 31日は、もう記憶が定かではないが、午前中は、子供たちはおじいさんと散歩へいき、私はぐーすか寝ていたような気がする。昼食後は、ちかくのショッピングセンターへ歩いていく。片道30分ぐらい。ちーとみーはきゃーきゃーいいながら歩いて、帰りも歩きたいという。電車とバスで帰ろうと思ってたんだけど。で、電車に一駅だけ、のって、また歩く。兄とその子(つまり甥っ子)がきて、みんなで食事を取りながら、テレビで紅白を前半だけ観る。後半は遅いので、兄たちは帰り、私は子供たちとともに寝てしまう。どうも身体の調子が良くない。
 しかし、紅白がこんなにおもしろく感じたのは生まれて初めてではないだろうか。
 紅白自体が、例年よりも良かったというわけではなく、むしろいつもと同じだったのだが、子供たちの反応がよかったからかもしれない。私も子供たちも普段テレビを観ていないので、なんかどれも新しく感じるのだ。紅白って、テレビをいつも見ていない人のために作られているのかもしれない、と思ったりした。来年も見たいなあと思ったのだ。もちろん、今年と変らず、前川清とクールファイブのみなさんには「東京砂漠」を歌ってほしい。

 あけて1日は、雑煮(うちは白みそに大根と人参、それにもちろん餅がはいっている)を食って、近所神社へ初詣。おみくじは大吉だった。「人のために働けば、運は開ける」というような内容だった。でも、ひとのためにやってるのか、じぶんのためなのかよくわからなくなってきているんですが、いろんなことが。

 そのまま、また寝てしまう。調子がよくない。夕方起きたら、子供たちは墓参りにいってきたという。いかん、と起きて、墓に行く。もう暗くなりはじめた墓地で、ちょっとだけ手をあわせ、「またくるから」と墓に入っても、あいかわらずの親不孝もんで、さっさと帰る。そのあと、おじいさんが自転車にのって(もう90なのに)やってきて、「線香とかもっていけへんかったやろ」といってわざわざ持ってきてくれたのだが、もう拝んだから、といって帰る。手ぶらで墓参りする奴なんかおらんやろ。

 で、やっぱり調子が悪く、すぐに寝る。でも、

 2日は仕事なので、5時起き。のつもりがなぜか4時半に目が覚め、みんなが寝ている家にいても、居場所がないので、出かける。しかし腹がだんだん痛くなってきて、身体の節々が痛い。9時には職場近くに到着。しかし、出勤は12時なので、朝食をデニーズでとる。しかし、混んでいる。どうも、2日のデパートの初売り目的の人々がここで朝食を食いながら、オープンを待っていたりするようだ。全然関係ない私は、何年ぶりかのデニーズ朝食を食べ、腹が痛くなってトイレに行く。体調はいよいよ悪い。体中が痛い。時間をつぶして、でも、そんなに長居もできず、体調不良なのに、早めに出勤。ほんとは休みたいんだけど、人がいないので、休めない。立つのもやっとで、一時間おきにトイレ。それなのに、プレゼント包装とかいろいろやりつつ、死にそうになりながら10時まで。
 ところが、閉店前になると、体調が戻ってきている。俺は仮病をつかう出社拒否児か。といいつつ、ブログまで更新してしまうのであった。まだ、腹痛いし、さっきもトイレ行きましたけど。

 ああ、そういえば、せっかく急ぎで買ったViva Topo(ねずみとねこの大きょうそう)ですが、ちーは友だちの家にあった、といい、みーは保育園でなんかいもやったから、あきるんだよねー、と冷淡。興味深々のさとは、ルールが理解できず、かってにねずみやねこを動かして、ゲームにならず。しかたなしに、かお先生とやったが、……負けてしまった。うーむ。