さらに久しぶりに夜にも読む。

秘密の花園〈上〉 (岩波少年文庫)

秘密の花園〈上〉 (岩波少年文庫)

主人公のメアリが、屋敷を探検したり、庭でカギを見つけるところを読む。これもおもしれえや。文章(訳)もいい。特別なことがそれほどおきるわけではなく、物語の進行はゆっくりなのだが、一章読み終わると、これからどうなるんだろう、と思う。章題も「泣いている」とか「庭の鍵」(ちょっとうろおぼえ)という題の謎がとけるのは、最後の最後になってからで、最初の方は関係がないはなしをするのも、うまいのだ。