チェルノブイリの森 事故後20年の自然誌

チェルノブイリの森 事故後20年の自然誌

チェルノブイリの森
 某園のおたよりを書くための資料として購入。チェルノブイリ原子力発電所の事故から22年。現地はどうなったのか?
 放射能におかされ、生命のいない死の大地となったか?
 いえいえ、人間が近寄らないので、生命の楽園になりました……っていうのも楽観的。植物は茂り、野生動物は駆ける。けれども汚染はなくならず、子どもたちは癌に苦しむ。
 賃金が良くて、休みが多いという理由でチェルノブイリで働く人(なにしろ放射能のせいで長時間働けないのだ)。崩れ落ちそうな石棺(事故を起こした原子炉は、とんでもない量の放射性物質を溜め込んでいて、しかもそれを閉じ込めたコンクリートは老朽化している)。
 さて、どう料理しますか。締切りは今週中だが…。