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内田樹の「寝ながら学べる構造主義」のあとがきでこんなことが書かれてある。

「レヴィ＝ストロースは要するに「みんな仲良くしようね」と言っており、バルトは「ことばづかいで人は決まる」と言っており、ラカンは「大人になれよ」と言っており、フーコーは「私はバカが嫌いだ」と言っているのでした」

寝ながら学べる構造主義 ((文春新書))

　私の構造主義の理解は、この本を超えていません。が、

なぜか突然、ここに続けて（構造主義者ではないですけど）
「ウィトゲンシュタインは、ぼくたちは独りじゃない、と言っているのでした」
と思う。
　まあ、独我論を超えるということなんですけどね。