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某所で、お会いした作家さんの本を買ってみる。せっかく面白いことをいっていたのに、こっちは腰が痛くて、苦行僧のような顔だったので、ほんと申し訳ないと思っております。(といっても覚えてもらってはいませんでしょうが)話し振りは、理系っぽくて頭のいい人だなあ、と思っていたら、ほんとにそうだった。で、買ってみました。
Self‐Reference ENGINE (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)
- 作者: 円城塔
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2007/05/01
- メディア: 単行本
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ちょっと引用
「リタは誰かと撃ち合ってってるんだと続ける。/その推論というか妄想は、僕を大して感動させない。はっきり言おう。意味がわからない」
この短編集の最初の作品は、頭に弾丸が入っていて、弾丸を撃ちまくる女の子を、恋した男の子と、その友だちの語り手で構成されるパラレルワールドというか時代改変もの。いちおうSFなのだが、味わいは青春小説に近い。
#円城さん、またどこかでお会いしましょう。
参考:
ついでに関係ないですが、ここもおもしろい→http://japanese.engadget.com/2006/02/08/lego-difference-engine/