BRUTUSの12/15号の特集がYouTubeだった。思わず買ってしまう。でも、そんなに掘り出しものは紹介されていなかったかな。とはいえ、とうとう一般の雑誌で特集されたことで、これから一気に大衆化が進むだろうと思われます。「ウェブ進化論」でGoogleが一般のおじさんとかにも名が知られるようになったように。ということは、YouTubeこれからだんだん丸くなっていくだろうし、政府とか広告代理店とかが入ってきて、これからは動画配信の時代だ、とか言い出すだろうと思われます。

BRUTUS (ブルータス) 2008年 12/1号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2008年 12/1号 [雑誌]

(↑アマゾンで最新号が見つからなかったので前の号で)
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

出版された当時は非常に価値のある本でしたが、そろそろ読み直してみると、時代の流れを感じることができるのではないでしょうか。買収でもめるYahoo!はもちろん、Googleもかつての勢いは失われつつあります。

また、この二つのサイトで、新聞の凋落についての記事があります。
池田信夫の「サイバーリバタリアン」「新聞の終わりの始まり」 http://ascii.jp/elem/000/000/192/192024/
歌田明弘の『地球村の事件簿http://blog.a-utada.com/chikyu/2008/11/post-2ab2.html からの一連の記事。

バイト君と話をしていて、「新聞がなくなったら困る?」と聞いたら、「うーん、べつに」というような返答。大学生の大半は新聞を読んでいませんし、それは私が大学生だったころも変らないことで、ということは、大多数は新聞をとらないわけです。インターネットとケイタイでいいわけです。ニュース自体の必要性はずっとありつづけるわけですし、紙媒体も消えることはないでしょうが、販売店が配達するというやり方は、これから厳しいでしょうね。

新聞はフリーペーパー化するか、株式情報みたいに、ある特定の人しか知らないことが価値を持つ情報(これから上がる株をみんなが知ったら意味がないので;ほかにはどんなものがあるかなあ→ライバルに差をつけるというような情報ですね)を提供するしかないのかな、と。

でも、新聞の販売網ってなくなるのは惜しいです。独身者や高齢者向けにお弁当とか配達したらいいのに、と思うんだけど、どうでしょう。クリーニングとかもそうだけど、個配のニーズは増しているわけだしね。

そんなこんなで、某氏が持ってきた某資料をみて驚く。ネットの書店って、こんなに売ってるんだ。一部の限定された情報からの類推なので確かではないが、リアルな書店は単店ではもうネット書店に勝てないですね。で、Googleネタで売れた本の続編はどんなのがいいか、なにかありますか、といわれたので、YouTubeでしょうといったけど、どうなりますか。