B-52's

さて、昨日からずっとハマっているのが、B-52's。今年、十数年ぶりにニューアルバムが出たこともあって、YouTubeにも動画がたくさんアップされております。しかし、このバンド、生涯1ダンスバンドだと自ら標榜することもあって、スタジオ録音では、なかなか魅力が伝わらないのですが、いまやインターネットで自由にライブが視聴できます。いい時代になりました。では、まずは、こいつをどうぞ。

いやあ、すばらしいですね。なんていっていいのか言葉になりません。いったいこれは音楽なんでしょうか。
もう一発、80年代初期のライブ映像を。(30秒ほど、音楽がでませんが気にしないでください)

後半の展開が素晴らしいです。どう形容したらいいでしょうか。音が外れてるとか、その踊りはなんだ、とか、そういうツッコミを寄せ付けない勢いというか、なんかもうどうしようもないものがありますね。
では、この人たちが、ここから二十数年たったら、こうなりますという映像。あえて、同じ曲で。

いやあ、年取りました。メンバーじゃないけどバックのドラムとベースいいですねえ。でも、変りません。すごいぜ。ほんとにダンスバンドであることを貫き通しております。このRock lobster後半の展開がいいので、途中でやめないで聞いてください。
といいつつ、さあこの人たちのデビュー時のころの映像を。やはり、同じ曲で。

「down down」というところで、観客もみんなしゃがんでおります。いいです。
デビュー当時から、ほとんど変わっていないことがわかりますね。ある意味完成されているわけですが、「完成されているとはいえない」ところが、このバンドの不思議な魅力を解くカギのような気がします。素人くさいんだけど、素人にはまねできない、みたいな。30年たっても、歳とってパワーダウンしてはいるものの、同じテイストを保っている。すごいです。

これだけ、作家性を感じさせない音楽なのに、30年たっても色あせないのは、やはりただの奇天烈なバンドなのではなく、よく聞けば、音楽もすばらしいし、三人のボーカルの個性や実力、そして、発想の豊かさに驚かされます。しかも、それを偉そうに振りかざしていない。「イウウ〜ン」なんてコーラスどうやったら思いつくのか。
80年代の日本のバンド、たとえば、爆風スランプとか、米米クラブとか、バービーボーイズとか、相当影響を受けている気がします。

では、これまでは80年代前期の曲でしたが、後半のヒット曲を。
これは「フリントストーンズ」というコミックの実写映画のサントラでした。曲もいいし、PVも楽しい。バンド名はBC-52'sになってます。

最後は、彼らのおそらく最大のヒット曲を、2007年のライブで。ベースのお姉さんが落ち着いていながらのりのりなのが、私にはヒットでした。

98年のベスト盤

タイム・カプセル?ベスト・オブ

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今年のニューアルバム
ファンプレックス

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