ベストセラーの料理関係本を紹介しよう。

おつまみ横丁-すぐにおいしい酒の肴185 ((池田書店の料理新書シリーズ))

おつまみ横丁-すぐにおいしい酒の肴185 ((池田書店の料理新書シリーズ))

もう一軒 おつまみ横丁-さらにおいしい酒の肴185 (池田書店の料理新書シリーズ)

もう一軒 おつまみ横丁-さらにおいしい酒の肴185 (池田書店の料理新書シリーズ)

「おつまみ横町」ポケットに入る新書サイズで、基本1ページに1レシピ書いてある。写真がきれいで、作り方は、3行だけ。トマトを切っていためるだけのシンプルなものから、鍋のようなものまでひととおり載っている。続編も出て、絶好調の売れ行き。

からだにおいしい 野菜の便利帳 (便利帳シリーズ)

からだにおいしい 野菜の便利帳 (便利帳シリーズ)

「からだにおいしい 野菜の便利帳」いろんな野菜の特徴や料理の仕方を説明した、こちらは大判で、図鑑に近い。ページ数もあり、ゴーヤのような珍しい野菜もきっちり紹介されている。やはり写真とデザインがきれいで、みていて楽しい。実用書だけれども、蘊蓄もたまるし、あらたな発見もある。

 この2冊、売れる本の特徴を備えている、と思う。
小さくて、便利、簡単、きれい(デザインがいい)。で、役に立つ。
あるいは
大きいけれど、なんでも載っていて、情報たっぷり、でも、文字がぎっしりではなく、簡単、きれい。で、役に立つ。
 これらの特徴は、実用書だけじゃなく、読み物にも当てはまる。

 おなじような本はいっぱいありますが、売れる本とそうでない本、どこが違うのか、いろいろ考えてみるのも楽しいです。